あいたまベルギー日記

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2006年 07月 30日

一日入院②

 寝れないので、早速①の続きを書く。
今回は「愛」とはなんぞ?というテーマ。

Peterは大動脈手術をしていて息をするのが少々くるしそうだったので、「もうあまりアクティブに動けないですね。」と言ったら、

I can do what I want .

と強気の返事が返ってきた。本が好きで、最近長い小説を読みきったらしい。
そのあたりの会話でなんだかひょんなことからこのテーマになった。

Peter
「40年間「愛」とはなにか?と考えて、ようやくたどり着いたのが
「Love is to connect with one's inner beauty」」

「で、君はどう思う?」

Tamamoto
と聞かれても、そんなことさっぱり考えたこともなくてかなり参った。

「Love is love ,that's all.」

などと、答えて自分で笑ってしまった。

それにしても、彼のいうbeautyは何か聞いてみると、

Peter
「親切心、やさしさ、小さな子供の純真無垢なところももろもろそれにあたる。」


Tamamoto
わかったような、わかっていないような。。。
「たぶんBeautyというのは、自分にないところや、気にかけているところのことを言っているのか?」

Peter
「そのとおり。
最近、男女で抱き合って「君は僕のこと好きか?あなたは僕のことを好きか?」といって常に一緒にいることで愛を確かめ合っているけど、それは違う。表向きは好きだと言っても腹では別のことを考えているというのはもってのほか。
お互いは独立している。
お互いの世界を干渉してはだめ。
お互いが相手に完璧を求めてはならない。
例えば、うちでは個人部屋を設けている。
夜はお休みと言って離れて、また朝が来るとまた新鮮な気持ちで妻と接する。
どんな関係でも、友達同士のような関係が理想的だと常々言っている。」



Tamamoto
「少なくとも、同じ方向に向いて走る感覚は必要ですね。」




このテーマは?だった。
この会話で思ったのは、今回も思ったのが、ドイツ人の良さ悪さは深く考えることかと思う。
刹那的ではない。
きちっとしないとダメな国民性とやっぱり先進国であることも関係しているのではないかと思う。
仕事はほどほどにして、会社上がりに飲むこともなくとっとと家に帰る。
日本みたいにエンターテイメントはあまりなく、TV文化も活発ではない。
音も少ない。
そんな環境だからか、考える時間がある。
確かに自分を振り返っても、小学生の時のほうが深く考えていたこともある。
小学生は、まだ言語を持っていないので耳や目から入ってくる情報が少ない。
だから一人で退屈な時間にぼけーっと考えている。
例えば、死んだらどうなるか等々。

今は仕事の占める割合が高くなってはいるもののの、日本にいたときよりもこっちに来てからのほうが、物事を深く考えるようになった。
日本にいたら情報がバンバン入ってきて、考える前に誰かの意見が入ってくることもあり、あまり深く考えていなかったのかもしれない。必要もなかったかもしれない。

こっちに来て、沈黙に耐えれるようになった。
日本にいるときは、必ず家に帰ったらTVをつけた。

正直、この情報量では日本に帰ったときついていけないのではないかと不安を感じることもある。いつも何かをしていないと不安になる。日本人やなぁ。

Peterとは彼の尿パックが取れたくらいにまた連絡を取ろうと思う。

Tama

by tamarich | 2006-07-30 11:44 | 友人
2006年 07月 30日

一日入院①

 昨日、久しぶりに喘息(ぜんそく)の発作が出て、出勤途中に病院に行った。
中くらいの大きさの病院で、結構テキパキと対応してもらった。
さすが医学の発達したドイツだと関心する。

が、ありがたくもちょっと丁寧すぎて、一日夜を病院で過ごすよう言われた。
入院は大学1年のハシカ入院以来、かなりしばらくぶり。
しかも、診察室の1Fから5Fの寝室までベットに寝かされての移動。
そんな重病ではないよ。

2人部屋に入れられ、晩飯を取ったが、残念ながら質素なカルトエッセン(冷たい食事)。
かぼちゃをゆでたものと黒いパン(ライ麦入)とそれに付けるチーズ、ハム。
これでは、食事の楽しみもないのであろうと思う。
入院患者は何を楽しみにしているのか。

今回たまたま部屋をシェアしたのはうちの親父と同年代の63歳のPeterオジさんで、尿に管を入れて自動排尿をしていた。心臓から股まで続く大動脈はがんのために1年前に人口血管にしたとのこと。今回、そのオジさんが僕に興味を示してくれて、尿を溜め込むパックを片手に、寝る前と起きてからの2回、たくさんの話をしてくれた。

テーマは大きく2つ。
夜の部:ドイツと日本の行方の話。
朝の部:「愛」とはなんぞや?という話。

「日本の戦後の発展はなんでや?他のアジアとの違いはなんや?」と聞かれたので、2つあると言った。

<日本とドイツの行方>
Tamamoto
「1:もともと日本は資源のない国。働かざるもの食うべからず。先祖代々から。
2:もともとキリスト教みたいな本になっているものはないものの、親から受け継がれる日本のモラルはある。いわゆる武士道。国民性の問題。」

彼は日本のことを結構理解していた。
彼はかなり日本を高く評価してくれていてた。
日本は経済も大きく発展して世界のリーダーになれると。

Tamamoto
「ただ、今までヨーロッパやUSAのやり方が正しいとしてこれに追いつけ追い越せだったけど、ここのところ変わってきた。他国が日本の「文化」を受け入れるようになって、日本人は日本に徐々に誇りを回復してきているはず。」

Peter
「そうだな。日本も各国に追いついて目の前にだれもいないから、ここで日本がどうありたいか考えないとだめだな。君たち世代が重要だよ。そんな中でドイツに来て海外生活5年をすごすのはワンダフォー!」

Tamamoto
そのとおりだと関心した。
ええ事聞いたで、Peterさん!



Peter
ドイツと日本は歴史的に敗戦という同じくした立場になったけど、そこからそれぞれどう発展できたかという話になって、彼は「ドイツは1960年ごろから目覚しく経済発展したが、人が商業主義に走ってしまった。特徴的なのが、子供は鍵っ子になって親が子供の相手をしなくなって、「かわいいけど、私を邪魔しないで」という親も多くなってきた。そして、経済発展のためと海外の移民をどんどん受け入れてしまった。何はともあれ金金という姿勢になった。」と嘆いていた。

Tamamoto
「ドイツ・日本の両方を見ている僕の目にはドイツより日本の方が商業主義になったのではないかと感じる。ドイツはまだ近所付き合いとか、社会生活で間違ったことをすると指摘する。
困った人を見ると助ける。もしそれが「親切なフリ」だとしてもそれえができるかできないか大違い。昔ながら親切心がまだ残ってる」。いい意味で田舎者。(ハノーファーだけか?)
東京は商業的な観点(損得勘定)で判断することが多い。


<今後の世界の行方>
彼が心配していることは世界がファシスト主義に走らないかという点。
彼はやはり昔を知るドイツ人だった。(Peterさんはドイツ生まれのUSA育ち、27歳でドイツに帰国とのこと。)
「戦後のドイツ政府にも依然としてファシストの人間がいて、社会にもしっかりと今でも存在している。彼らが、いつ国家をひっくり返すか。それは国際レベルなもので、たとえばドイツだけの話でなくUSA、イタリア、フランスなどのファシズムが勃発したら国際レベルでファシストが起こると恐れている。」

「特に、アメリカ人はメディア各社のポリシーの違いをあまり気にかけていない。あれも危ない。情報は同じトピックでもまったく違う出来栄えになる。付け加え、自分は若いジャーナリストのために10年前からTV・新聞からニュースの情報を保存している。4時間ビデオが400本ほど家にある。君たち20代、30代の若いジャーナリストが10年後、20年後どうなるかということを知るための資料になればいいと思う。」



Tamamoto
「少なくとも、ドイツは歴史を覆い隠さずTVでもよく戦争の映像を流すし、被災した教会をそのまま残したり、ダッハウのユダヤ人収容集中キャンプなども昔のまま残している。隣国からもその姿勢は評価されている。日本はアジアのリーダーになったけど、ここに来て隣国と戦争に対する姿勢でもめてる。彼らの妬みもあるけど。」

Peter
「ドイツの戦争情報公開について、君の言うことは良く分かるが、それはドイツ政府の方針であって、一般人にそれが浸透しているかは別。ファシズムは依然消えていない。」

Tamamoto
彼の頭に昔の忌まわしい記憶が残っているのかと思うが、現在の環境でヒットラー政権みたいに一般人がヒットラーに盲目的に従ったような事は起きないだろうと思っていたので、この点興味があった。「ヒットラーの時は、実際のところ一般人も彼の考えに賛同していたのか?」と質問したら、

Peter
答えは、「一般人も多数が賛成していた。ヒットラーは、労働階層への働きかけをし、労働者階級から絶大な支持をえたとか。例えば、公共事業を増やしたりして失業者がたくさんいる中、雇用増を図った。現在毎日利用しているアオトバーン(無制限高速道路)もそのときのヒットラーの産物らしい。これで軍事兵器やエネルギーを搬送していたようだ。ヒットラーはその労働者階級の支持のもと、徐々に地位を上げて、トップになったときには違った方向に走ったが、そのときはもう遅い。一般人は同じ方向に走っていた。日本は同じ敗戦国だが、日本の天皇制からくる仕組みとは違う。」


ビジネスではこれら文化、歴史に関する話はタブーとされている会話だった。
このような話をできたのは、初めての経験だった。
率直に、楽しかった。

ちなみに、後でわかったのが、会社で組んでいる保険のグレードが高いので本来2ベットの大きさの部屋を一人で貸しきれるようなのだが、最初に受付に保険カードを提示しなかったので2人部屋に入れられたけど、Peterさんとしゃべれてこっちのほうが断然良かった。

朝起きてからは、第二部 「愛」とはなんや?というテーマ。
これについては、次回に。

Tama

by tamarich | 2006-07-30 04:47 | 友人
2006年 07月 25日

暑い

こちらドイツ、暑い。。。
日本と違う暑さ。
カラッとしている点はありがたいが、日本に比べて1.5倍くらい日差しがきついのではないか。

そして、なぜかエアコンが普及していない。
扇風機がほとんど。
会社も会議室以外エアコンなくて、のぼせます。

家では窓を開けると虫が入ってくるので、窓はシャットアウト。
なので、家でも寝ながら汗をかく。
食欲も減って、おかわりしなくなった。

ハノーファーだけか、その他ドイツも同じか。
誰か教えてください。

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まったく関係ないですが、友人からプレゼントされた面白画像です。息抜きまでに。














Tama

by tamarich | 2006-07-25 02:05 | ドイツ情報
2006年 07月 17日

名言1

 以前、名言を書いたら、「この言葉いいねー、ほんといい。」とそれを伝えるだけのための連絡があったり、結構反響があったので、名言コレクターとしてはうれしい限り。

今後、暇があれば思い返して自分を奮い立たす意味でも名言集の中の言葉をこのブログで書いてみようと思う。

~「迷ったらやれ」~

一複写機営業マンとして社会人をスタートて、2年間ひたすら営業活動をしました。
アメフトから離れて、東京に出て、いろんなことが新しくて、人間学やら商売の基本などはこのときにたくさん考えたり、本を読んだし、人に会いまくったし、0からだったので自分でもごっつい成長した期間だったと思う。アメフトと同様に誇りに思っている2年間。

この期間に影響をうけたのは、馬場さんから頂いた言葉が多かった。
馬場さんはパートナーの某商社の偉い方で、会社が違うのに顧客訪問するときは同行してくれて、「最後の教え子」と言ってたくさんの金言を与えてくれました。
上記はそんな馬場さんからの金言の一つ。

意味は読んでそのまま。
やるかやらないか迷ったら本当にやるんです。
簡単な言葉ですが、これが頭にあるかないか、実践するかしないかで大きく変わるはず。

Tama

by tamarich | 2006-07-17 04:23 | たま意見
2006年 07月 14日

Tauberbishofsheim

 先週末、一月にミュンヘンでの語学集中講座で一緒になったJoe(イギリス)のお誘いで、Joeの会社の工場があるTauberbischofsheimという小さい町のフェスティバルに参加した。同時にDavid(カナダ人)もここから比較的に近くに住んでいるので、ここで再会をした。

こうやって、外国友達から誘われたりというのもありがたい限り!
さらにJoeについては年も2回り半違うのになぜ意気投合できたのか不思議。
Joeの世代と人種を超えてふつーに付き合えるデカさにリスペクト。
相変わらず奥さんのMaureenとJoeは仲良くチャーミーグリーンでした。

ちなみに、残念ながら、お互いドイツ語は思うように進んでないようでしたが。

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お昼の部。お昼からビールジョッキ3杯飲んでくらくらぁ。









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ちなみにドイツvsポルトガルの3位決定戦をビックスクリーンにて観戦。









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夜の部。ダンスエリアは人でうじゃうじゃ。JoeとMaureenはここで踊ってました。んー、若い。










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JoeとMaureenとDavidとJoeの妹さん夫婦

by tamarich | 2006-07-14 08:28 | 友人
2006年 07月 08日

花火

前回Blogで言ってました花火、なぜか本日も上がりました。
ドイツ最終戦前祝?
家からの写真↓

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本当に家のすぐ横でうるさい。
せやけど君たち、今、夜の11時やで。。

たま

by tamarich | 2006-07-08 06:15 | ドイツ情報
2006年 07月 06日

Zertifikat

ドイツの敗戦、とても残念でした、、、

こちらのテレビではやっぱりドイツ選手を中心にテレビを回すからか、一人一人の選手の表情なども映され、こっちまで彼らの緊張感や思いが伝わってきます
アルゼンチン戦でPK前にベンチのカーンがレーマンにアドバイスをし勇気付けていたシーン、そして勝利が決まったときはなんだかとても感動して思わず泣いてしまいました。。
たまに、「泣くほどのことじゃないだろ」と冷静につっこまれましたが…
でも男の人と女性の視点は絶対違うに違いないと思います、きっと男性は個人の技とか技術などの方がよく目につくのでしょう

しかしこんなにサッカー観戦が楽しいなんて、
東京にいたころは全然見なかったのに…
環境変われば人も変わるのかしら。。


さて、だいぶ日記をご無沙汰していました
5月からジム、ベルリッツに通い始め、日々課題に追われているうちに
あっという間に6月になりワールドカップがスタート、
案の定毎日テレビで観戦…気がついたら7月でした、
あはは。。。


授業最終日にレベルテストがあり、ひさびさに試験というものを受けました~
何歳になってもテストと聞くとほんといや~な気分になります
でもおかげさまで小中学以来?の好成績を収めることができました
無事、修了証書(Zertifikat)をいただきました
っていっても誰でももらえるものだと思います、ハイ。

カーマン先生と→f0022676_23585047.jpg












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来独してきた4ヶ月前の私とは違います
マルクトのおじさんやおばさんと笑顔で挨拶を交わし
レストランで食事をし
デパートで洋服を買い
郵便局で手紙をだし
クリーニング屋に洗濯をお願いし
時には返品、交換もお願いし
またまた時には人から道を聞かれても、「すみません、わかりません」と言えます
なぜが私ってば知らない人から声をかけられることが多く
外国人の私になぜ道を聞くんだろうか…謎です。

といってもまだまだすべて身振り手振りつきの単語単語の会話ですが…
やっぱり少し勉強すると自信がつきます
外にでるのが怖くなくなりました

今はどこも夏休み、秋からまた別なスクールに通うことを検討しています
読み書き文法中心の多人数制スクールになるかと思います
ベルリッツは少人数制、会話中心でいいのですがとても高額なので、、、
世界共通でしょうね。
まっ、友達もできる可能性もあるわけですし、、あくまで前向きにね(笑)


それからずっーとほったらかしにしていたビーズのクロスを仕上げました~
ミニのクリスタルのクロスも一緒に。
夏に間に合ってよかったです
ドイツの短い夏を楽しみたいと思います

あい
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by tamarich | 2006-07-06 00:19 | あい日記
2006年 07月 03日

ドイツ勝利

 やー、アルゼンチンにせよ、ブラジルにせよ、イングランドにせよ試合がもう見れないのかと寂しさを感じますがW杯が面白くなってきました。
 
 こちらドイツでは、金曜日に勝利後、街では旗を掲げた車がプープークラクションを鳴らしながら、すれ違う人々すれ違う人「ドイツやったどー!!!!」みたいに叫びあって、ドイツの勝利に酔いしれていました。おかげさまで家の周りがうるさいうるさい。そして、例のごとく市庁舎前で花火も打ち上げられてました。花火は花火でも火薬の量が多くて、爆音で若干窓が揺れました。
 
ちなみに、会社にはそれほどサッカーに興味のない人もいたのですが、ここまでくれば別物のようで会社は6月末の売り上げ最終追い込み必要にもかかわらず、社員の多くが5時KickOffに合わせて午後はお休みでした。(しゃーないか。。)

僕も今回ドイツチームの熱い魂を感じたので、次回からドイツを応援します。
ここまで来たら優勝まで行ってもらいたいなー。

Tama

by tamarich | 2006-07-03 06:11 | ドイツ情報