あいたまベルギー日記

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2007年 04月 09日

Swiss

 日本のGWの短いバージョンとでも言いましょうか、こちらドイツ(ヨーロッパ)は4月6日(金)から9日(月)までイースターの休日で、みんなこの時期、旅行に行くか実家に帰って家族団欒をします。

Tama家も例外なく、ここぞとばかりにドイツを離れました。
と言うことで、今回選んだのは永世中立国SwissのZurichと首都Bern。

ここスイスはジャーマン65%、フレンチ20%、イタリア10%、その他5%の人種構成で、基本的にドイツ語、フランス語、イタリア語が公用語で、チューリッヒ、ベルンは交通機関の標識やら街の広告はドイツ語だったので僕らドイツ在住の人には見慣れたもので、レストランなども基本的にみんな英語が堪能なので旅行しやすい国だった。ここの人たちは少なくとも2、3ヶ国語は普通にしゃべれる人たちで、日本人には理解しがたい感覚だった。

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飛行機からアルプスのショット。今回は山と関係ないところに行ったのですが、周りに結構アルプス山登りをしたという人が多くて、評判も良いので登山も楽しいかも知れません。











まずはチューリッヒ。


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チューリッヒを走るリマト川とそのほとりを歩く人の多いこと多いこと。
特に天気も抜群だったので、家、ホテルから人が沸いてきた感じでした。
自分もその一人ですが。。



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スイスでは、ハイジもマクドを食べてます。




















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とりあえず、みんな外でカフェします。
逆にカフェ店内はこういう日はガラガラ状態になります。








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日に当たりながらダラダラっとしておけば幸せなんです、この皆さん。








次は首都ベルン。
他のヨーロッパ都市の多くが爆撃を受けて壊されたのですが、スイスが永らく中立を保っていたのでこの街は無傷で中世のまま残り、今では街丸ごと世界遺産に登録されてます。
訪れて思ったのは、世界遺産で中世のままの重厚な町並み&建物の中に、モダンな店、レストラン、電車、バスが普通にあり、そこにビジネスマンやら悪そうな若者、地元人やら観光客、いろんな人がいてうまく今と昔が融合していた。

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路面電車走りまーす。かなり頻繁に走っていて、ちょっと写真をとっていたら後ろからすっと迫ってきます。





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マーケットです。街のど真ん中でこんな店がズラーっと並んでいる。

















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結構どこの国に行ってもいるのがこんな大道芸人。
暑くても寒くても出てきてやる彼らの心意気には感心させられます。






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カフェ好きとしては、このカフェのこの立地はうらやますぃー。毎日、朝にでもこういうところにさっとよれたら幸せやろなぁ。








Swiss_f0022676_13103660.jpgここベルンにアインシュタインが特許庁職員であったときに住んでいた家があった。
ここに住んでいた間に相対性理論やらその他将来に大きな影響を与えた論文を発表したようで、中へ入ると彼が実際使っていた机が残っていました。この机からコンピューター、レーザー、原子爆弾ができる前の根本理論が生み出された言ったら、、、、すごい机ですね。




Swiss_f0022676_13143768.jpgメインの石畳の道路。手前のベルンの旗をもっているのはこの町の象徴のクマ。
ちなみにこれは噴水で、ベルンにはかなり凝った噴水が100箇所くらいあります。14世紀ごろから馬が時々水を飲むために作られたというから小粋です。




Swiss_f0022676_13205724.jpg少しメイン道路から離れれば、こんなキレイな川と家々が立ち並んだ中世の町が見渡せる。








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今回のベストショット!
この場所に来ずしてスイス旅行ではありまへん!
いつものことですが、こういった絶景を写真で収め切れず残念。
360度映せるカメラってないでしょうか。

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ヨーロッパもキレイな桜が咲きますが、日本よりは若干ピンキー。









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そして肝心の食文化。スイスといえば、チーズ。ということで、チーズフォンデュを食べてきました。2人前からしか注文できません。白ワインが入っているので、臭みも少なくおいしかったですが、2人前とはいえ日本人にはかなりの分量のチーズでした。

どこのレストランに行ってもハズレはなく、スイスは全般的にいろんな国の文化が混ざっていることもあり、食文化はおいしいとこ取りしているので長けてました。
ちなみに、スイスの飲み物(ワイン、ビール)は基本的に薄口なのが特徴的でした。



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スイスといえばミルクチョコの発祥。お店にもこんな風にドーンっと右から左へ大きい板チョコが敷き詰められてました。こんな陳列は見たことなかったわ。。。




ちなみにスイスの貨幣はユーロではなくスイスフランで少し面倒。
そして、物価が非常に高い、非常に。
円が安めではあるものの、ビアンの水500mlでいえば、3.4フラン(7.6%税込)→<1フラン=97.5円>→331円。あらためて、やっぱり高い!リアルなのであまり円換算はしないほうがよいかも。

ヨーロッパには旅行できる国が多い中、スイスの物価が高いので旅行優先順位が下がりやすいものの、敢えて行ってみてなかなかいいところだったと言えます。
いつものことですが、食べ過ぎたので今日は汗をかいてきます。

Tama

by tamarich | 2007-04-09 06:24 | 旅行


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